ルーツはイタリアの伝統工芸
『ミクロモザイク』とは、18世紀頃始まった、ガラスで出来た1ミリに満たない極小のパーツを無数に隙間無くはめ込んで、絵画のように仕立てる伝統工芸をルーツに持つクラフトです。
パーツはガラスをバーナーの炎で溶かしながら作っています。
炎の中で大きな花や葉っぱを作り、細~く引っ張ります。そして小さくカット。
それはまるで金太郎あめのようです。
パーツの径は1㎜に満たない物から2~3㎜を中心に、シンプルな花びらや単色のパーツ、1つで花になっているパーツや、葉脈まで再現した葉っぱ等、とんぼ玉の経験で培った技術をフルに活かして、パーツを作っています。
(※ミクロモザイクの講座やワークショップでは、予めご用意したパーツを詰めるだけの作業になります。)
金属や、オリジナル木材枠に粘土を敷き、モザイクを始めます。
基本は、出来るだけ隙間なく詰める事。
・ただひたすら隅から詰めていく方法……
・デザイン性のあるものは、配置を考えながら詰めていく方法……
ガラスのパーツは絵具と同じ。
デザインを考えてから作るのも、パーツからひらめいたデザインを作るのも、自由自在です。