ミクロモザイクとは?

 

ルーツはイタリアの伝統工芸

『ミクロモザイク』とは、18世紀頃始まった、ガラスで出来た1ミリに満たない極小のパーツを無数に隙間無くはめ込んで、絵画のように仕立てる伝統工芸をルーツに持つクラフトです。


どうやって作っているの?

1.まずはパーツ作りから

パーツはガラスをバーナーの炎で溶かしながら作っています。

炎の中で大きな花や葉っぱを作り、細~く引っ張ります。そして小さくカット。

それはまるで金太郎あめのようです。

パーツの径は1㎜に満たない物から2~3㎜を中心に、シンプルな花びらや単色のパーツ、1つで花になっているパーツや、葉脈まで再現した葉っぱ等、とんぼ玉の経験で培った技術をフルに活かして、パーツを作っています。

(※ミクロモザイクの講座やワークショップでは、予めご用意したパーツを詰めるだけの作業になります。)

2.型枠にモザイクしていきます。

金属や、オリジナル木材枠に粘土を敷き、モザイクを始めます。

基本は、出来るだけ隙間なく詰める事。

・ただひたすら隅から詰めていく方法……

・デザイン性のあるものは、配置を考えながら詰めていく方法……

ガラスのパーツは絵具と同じ。

デザインを考えてから作るのも、パーツからひらめいたデザインを作るのも、自由自在です。